冠動脈疾患について
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冠動脈バイパス術(CABG)

治療選択肢:冠動脈バイパス術

冠動脈バイパス術冠動脈バイパス術(以下、バイパス術)は、一般的に行われている開胸心臓手術です。手術医はあなたの脚、胸、腕または腹部から健康な血管の一部を採取します。この血管を冠動脈の閉塞部分に繋ぎ(移植し)ます。こうすることによって、血液が閉塞動脈を迂回して心臓に流れる新しい路(バイパス)をつくります。
バイパス術は全身麻酔下で行われるため、手術中に目が覚めることはありません。

バイパス術の利点

バイパス術は、最も多く行われている外科的心臓手術です。心臓への血流の回復に非常に有効で、効果が長続きします。バイパス術は、血管形成用のバルーンを血管の閉塞部位まで到達させることができない場合など、もっと侵襲性の低い方法が選択できない場合に必要となる可能性があります。左冠動脈主幹部に病変がある場合や、複数の血管に病変がある場合などに推奨されます。

バイパス術のリスク

バイパス術は大手術なので、合併症のリスクは他の治療法よりも高くなります。まれに、出血性の合併症が原因で、追加の検査的な外科的手術を受けなければならなくなる場合もあります。また、特に高齢の場合、脳卒中が起こる可能性もあります。

バイパス術では、バルーン血管形成術やステント留置術のような低侵襲性の処置と比べて長い回復期間が必要です。約10日から2週間入院します。

バイパス術の新たな外科技術

近年では、心臓が拍動した状態で手術ができる方法が普及しつつあります。この治療の利点は患者の身体に対して低侵襲で、術後の回復も早いことです。しかし、このような高度な技術を要する手術には術者の豊富な経験が必要とされます。

本サイトの内容は、医師の診察に代わるものではありません。病状や治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。